ボケを瓶にいける

├瓶にいける

12月のお稽古

花材:ボケ、アイリス、タマシダ

花型:傾斜型(瓶花)

 

今回は、ボケが主役の瓶花です。
主枝に用いた「ボケ」は、お正月シーズンから出回る冬の花材です。

あえてメキメキと音がするくらいに折ることで、枝の表情を作って荒々しさを表現します。

バラ科ボケ属ということで、トゲがあるので、折る際は扱いに注意が必要です。

主枝は縦木留めで留めています。メインなのでしっかり傾斜をつけましょう。

 

客枝はアイリス。葉がバラバラになってしまうので、緩めに輪ゴムで留めています。

葉の向きが同じにならないように、客枝(手前・短い方)は横に、中間枝(奥・長い方)はやや縦ぎみに広がるようにしてバランスをとりましょう。

 

タマシダは、少しはタメが効くので、Cの字のやわらかい曲線に仕立ててから、バランスを見ながら風の動きを表現しましょう。

 

やっぱり枝ものの瓶花は凛としていいですね。

現代の住宅ではなかなか飾る空間がない場合が多いですが、生花がいけてあると見るたびに心穏やかになれますよ。

 

日本の暮らしになじむ花のある毎日を♡kafu

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