9月の「研究会のお稽古」
大谷華楓です。
子供が1歳をすぎてから、今年は研究会の時だけいけばなに触れることにしています。
前回は子どもを連れて昼間のお稽古でしたが、今回は実家に預けて夜のお稽古に行ってきました。
通常レッスンが夜なので、社中のお仲間にも会えるし、子どもも喋るし動き回るようになって、せっかく自分の至福の集中タイムでリフレッシュしたかったので、ついでにお泊りしていくことにしました。
教室は実家の町内。徒歩1分。
ばぁばはアクティブシニアなので、じぃじが子守です。
では、お稽古レポートです。
花材:ニューサイラン、ヒマワリ、スプレーカーネーション、レザーファン
花型:花奏
花奏は、「内側へ向けた、交差する立体美を捉える新しい表現」で、5世宏貴お家元が考案した、現代版に進化した一番新しい花型です。
▼いけばな小原流の公式サイトより
【花奏】
https://www.ohararyu.or.jp/about_us/flower_style/flower/index.html#hanakanade
私がお休みに入る数年前に出来た花型なので、まだしっくり感覚がつかめていないので、お稽古と研究会でお勉強です。
添削メモ
・主副の合わせ方。それぞれの表情をとらえて、寄りすぎず離れすぎず。
・レザーファンは軽く。長くなりがちなので気をつける。べたっと寝かさず、立体的にする。
・主副客の立ち上がりを、レザーファンでカバーする。綺麗に見える。
・カーネーションは、今回の場合は3本で。増やすなら蕾をつかって軽くみせる。規定はないので4本でもいい。
・足元の花は、あくまで交差の美しさを邪魔しない。
上から見るとこんな感じ。
前から見ると足元はこんな感じ。
レザーファン、難しいなぁ。。
カーネーションのように軸の細いものは、フローラルテープで巻いて補強するやり方も教えてもらいました。
ひまわりの軸に刺して補強したけど、色が馴染まないので、テープの方が今回はよかったです。
たった1時間だけど、子どもの声が聞こえない趣味の時間はとてもリフレッシュできました。
お陰で、帰ってきての寝かしつけもイライラせずに付き合えて、たくさん歌ってあげることができました 笑
途中、休んだり今みたいに研究会だけになった時もあるけど、小学生からゆるゆると続けてきたいけばなはもはや習慣なので、やっぱり家族の協力を得てお稽古にいって、自分がごきげんでいる方が性に合ってる。
花を触ると自分を取り戻せる感覚。
植物って自然のものだから、同じようでも微妙に違う。一期一会の花との出会いと、花の命を借りて楽しむいけばなの花と自分との対話が私は好きです。
日常に花のある暮らしをしたい♡
kafu
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