会員手帳をみて、ふと思う
小原流の会員手帳を見ながら、年度会費の用紙を記入している華楓でございます。
年に1回、自分の会員番号を見るために、大事にお稽古バックの定位置に入れてます。
小原流は入門してから教授になっていくまで、レベルに応じたお稽古をして、資格を取得することができます。
この手帳には、私の花歴が書いてあります。
平成10年に始めたってことは、小学5年生(10歳)ですね。もう23年か、早いなぁ。
23年をふりかえってみた
町内に先生がいて、同じ町に住む同級生の女の子4人で一緒にいけばなを習い始めました。
研究会では、子供が初等科の席に並んでいたので、他の社中の先生方にも覚えられるくらい目立っていたようです。
中学、高校の頃は、部活に明け暮れながら、週1のお稽古と研究会に出席していました。
大学は隣の県に進学し、一人暮らしをはじめました。毎週のお稽古はできなかったけど、研究会に合わせて年に何回かはお稽古をしていました。
その頃、南加賀支部に青年部が発足するというタイミングで、役員の方に混ぜてもらって、青年部野外展に初めて参加しました。
就職で地元に戻り、毎週のお稽古を再開しました。仕事が遅い日は、お稽古はパスして、用意してもらってたお花だけ受け取って家でいける時もありました。
青年部の任期が何周かして、自分も役員にもなったりもして、何度か野外展に参加することができ、家元や本部の先生からお勉強させていただきました。
結婚しても毎週のお稽古は続けてきました。
人に教えられるところまで資格を取ってきたので、初心者向けにいけばなの体験をするイベントもやってみたりしました。
そんな中、子育てを一区切りした社中の仲間が、また習い始めることになりました。
そして、入れ替わるように、出産を機にまた私のお稽古はお休みモードになりました。
私が続けてきたから、社中に戻ってこれたよと言ってもらえて嬉しかったし、私もまた、こんなふうに一区切りついたら戻ってきたいと思いました。
今は息子が2歳。研究会だけですが、ゆるゆると続けています。
あれこれあったけど、辞めなかったのは、やっぱり好きだからなんだと思います。
花がある暮らしは、私の習慣に組み込まれてしまっています。
いけばなをしてると、頭がスッキリするし、一人の時間も定期的に持てるし、なんか私の暮らしにはちょうどいいリズムになってたんですね。
いけばなを楽しむには、定年もないし、私がいけばなに出会えたように、いつかは人に教えられるようにもなりたい。
今は子育ても仕事も手いっぱいだけど、いつかはそんな暮らしがしたいなぁ。
華楓のいけばな人生は、マイペースにまだまだ続きます😊
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